Mac から送ったメールを携帯電話から送ったことにする
2008 年 2 月 25 日普段コンピュータ上でメールをやり取りする機会が多いと、携帯電話でのメールは本当におっくうになります。携帯のテンキーでは、長文を入力するのにかなり時間がかかりますし、宛先の選択もスマートではありません。いっそ .mac のメールアカウントを携帯でも共用できれば言うことなしなのですが、そこは iPhone の登場待ちです。代替手段として、次の 2 つの方法に挑戦してみます。
- Mac 上で、携帯のメールを送受信する(携帯のアドレスを送信元にしてメールを送信する)
- 携帯上で、.mac のメールを送受信する(.mac のアドレスを送信元にしてメールを送信する)
前者は、普段携帯でやり取りしている相手に Mac からメールを送る場合、後者は、外出先で仕事上のメールに携帯から返信する場合に使用します。この記事では、前者の「Mac 上で携帯のメールを送受信する」について書きます。
注:今回紹介する方法では、Gmail の機能を使います。Gmail のアカウントが必要です。また、この方法では、受信側の携帯電話で「なりすましメール拒否」の設定をしていると、メールが届かないことがあります。ご注意ください。
- 前提条件として、Gmail アカウントを用意します。メールの管理をやりやすくするために、可能な限り携帯転送専用のアカウントを作成することをおすすめします。
- Gmail を設定します。ブラウザで Gmail にアクセスし、1 のアカウントにログインします。右上の「設定」をクリックして、設定画面を開きます。
- 「アカウントの設定」を選択し、「名前」の「他のメールアドレスを追加」をクリックします。
- 「名前」に送信者の名前として表示させる名前を入力し、「メールアドレス」に携帯のメールアドレスを入力します。

- 「確認メールの送信」をクリックすると、携帯電話に確認メールが送信されます。携帯電話上からメールに記載されたリンクをクリックします。確認が完了すると、Gmail 設定画面上で「確認中」が「デフォルトに設定」に変わります。
- これで、ブラウザ上でこの Gmail アカウントからメールを送信する際、送信元アドレスとして携帯のメールアドレスが選択できるようになります。
- 携帯のメール設定で、着信メールのコピーを転送する設定を行います。設定方法は各キャリアによって異なると思いますので、各自ご確認ください。転送先を 1 の Gmail アカウントに設定すれば、携帯に着信したメールをこの Gmail でも見ることができます。
- 次に、Apple Mail でこの Gmail アカウントを使用できるようにします。今回は、携帯専用のアカウントを新規に設定するものとして話を進めます。 2 の Gmail 設定画面で「メール転送とPOP/IMAP」を開き、IMAP を有効にします。(POP を使用しても構いませんが、個人的に IMAP がオススメなので、今回は IMAP にする場合の方法を説明します。)
- Mail の「環境設定」で、「アカウント」を選択します。
- + をクリックして、新規アカウントを追加します。
- 「名前」に、送信者として表示する名前を入力します。「Eメールアドレス」には、「Gmailアカウント名+携帯メールアドレス」を入力します。例えば、1 で作成したアカウントが hoge@gmail.com、携帯のメールアドレスが au@ezweb.ne.jp なら、「hoge+au@ezweb.ne.jp」とします。パスワードは、1 のアカウントのパスワードを入力します。

- Gmail のヘルプページで説明されているとおりに IMAP アカウントの設定を完了させます。なお、IMAP の設定で指定するユーザー名には、Gmail のアカウント(携帯のメールアドレスは含まない)を入力します。例えば、11 の例なら hoge@gmail.com を入力します。
- こちらの記事にある「Apple Mail (Mail.app) でその他にすべき設定」を参考にしてメールボックスの設定を行うとさらに便利です。
- 以上でApple Mail の設定は完了です。新規メールを作成し、送信者として 11-12 で設定したアカウントを選択すれば、携帯から送信したかのようにメールを送信することができます。家族の携帯などにメールを送ってみて、送信者が自分の携帯になっているかどうか、テストしてみましょう。ただし、メールのヘッダーにはしっかり Gmail の情報が入るため、受信側の携帯が「なりすましメール拒否」を設定しているとメールが正しく届かないことがあるので注意が必要です。
次の記事では、携帯上から .mac のメールをやり取りします。次もやっぱり Gmail を使います。





